お供えのお線香。お返しを気にさせない予算と贈り方をプロが解説
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目次

「お悔やみにお線香を送りたいけれど、お返しの手間をかけさせたくない……」
「相手が気を遣わなくて済む予算って、どれくらい?」
今回は、このようなお悩みにお答えさせていただきます。
こんにちは。仏壇墓石の素心・姫路店の藤原です。
ご不幸があったおうちへのお供え物として選ばれるお線香ですが、「お返しなきゃ」という気遣いをさせたくないものですよね。
こちらの想いをお供え物という形でお届けしつつ、それでも相手に余計な気を遣わせないための配慮について、プロの視点でお話しさせていただきますね。
お供え物へのお返しは「不要」が基本
法要などでいただく「お線香」や「お花」は、あくまで仏さまへのお供え物です。
現金でいただく「お香典」とは異なり、お返しをする必要はないと考えられています。
とはいえ中には……
「いただいたものに対して何らかのお返しをしないと失礼かな」
……と考えてしまうご遺族もおられることでしょう。
「お供え物へのお返しは不要」とはいえ、お線香をいただいた感謝として、お電話やお手紙などで丁寧にお礼を伝えたり、中には品物を添えて返礼されるご遺族もいらっしゃいます。
だからこそ、お供えをする側の、「お返しを意識させない配慮」が大切になってくるのです。

お返しの気を遣わせないお線香の値段
ご遺族の立場に立つと、あまりに立派なものをいただくと「お返し不要とはいえ、やっぱり何かお礼をしなければ」と考えてしまうものですよね。
それでは、どれくらいの価格のものを選べばよいのでしょうか。
おすすめは3千円~5千円
お供えのお線香を選ぶ際は、あくまで一般的な相場である、3千円~5千円程度のものをおすすめします。
この価格帯は、他のお供え(香典、供花、供物など)と比べてもひと回り安価です。贈られた側も、「お返しをしなくちゃいけないかしら」と不安になることのない、絶妙なラインではないでしょうか。
もちろん、桐箱や塗箱に納められた上質なお線香からお選びいただけますので、相手の方に対して失礼にはなりませんよ。
<3千円台のおすすめの進物線香>
『薄墨の桜』
煙を抑えて、香りも控えめ。なのにほんのり広がる桜の香りが人気のお線香です。

<5千円台のおすすめの進物線香>
『特選花琳』
凛とした気品ある白檀をベースに、心安らぐ絶妙な甘さを調合した、上品で華やかな香りです。

2千円台の進物線香もラインナップ
3千円~5千円台のお線香は、「お香典などと比べると相手に気を遣わせないお供え」に充分適していると思いますが、中には次のように心配になる方もおられます。
「もう少し予算を抑えた方がいいのでは」
「桐箱や塗箱って、仰々しすぎない?」」
「もっと安いものだと、さすがに相手に失礼?」
そんなお客様に向けて、素心では2千円台のご進物用お線香もご用意しています。
お線香の量を調整したり、紙箱にするなどの工夫を凝らしながら、贈り物としての体裁をしっかりと保ちつつ、上質な香りを厳選してラインナップしました。
・相手に気を遣わせたくない方
・予算を抑えたい方
・お供え先の方が気心知れた方
このようにお考えの方は、ぜひ一度、素心各店に足を運んでみてください。実際にご来店いただいて、目で見て、手に取って、そして香りを試していただければと思います。
<2千円台のおすすめ線香>
『青桐の花』
なみ・つき・はなの香りをお供え頂ける上品なお線香です。

【例文付】「お返し不要」を伝えるための添え状
お供え物のお返しは「不要」が基本ですので、そのことを伝えるとかえってお相手に余計な気兼ねをさせてしまう場合もあります。
それでもあえて「お返し不要をことばでお伝えしたい」のであれば、お線香の中にお手紙や添え状を同封することをおすすめします。
添え状やお手紙は「お返し不要」を伝えるだけでなく、あなたの想いを直接お相手に届けることで、より丁寧なお供えにもなります。

例文1【丁寧・フォーマル】親戚や目上の方へ
ご生前のご厚情を偲び、心ばかりのお線香を同封いたしました。
御仏前にお供えいただければ幸いです。
なお、お返し等のご配慮はご無用にお願いしたく存じます。
略儀ながら書中をもちまして、心よりお悔やみ申し上げます。
例文2【親しみ・共感】友人や親しい知人へ
突然のことで驚いています。心よりお悔やみ申し上げます。
遠方より、〇〇さんの生前のやさしい笑顔を思い出しながら手を合わせさせていただきます。
心安らぐ香りをお供えください。
お返しなどの気遣いは一切不要ですので、どうかお気になさらないでください。
例文3【短文・さりげなく】一筆箋やメッセージカードに
心ばかりのお供えを贈らせていただきました。
故人さまとの穏やかなお時間をお過ごしください。
なお、お返しのご配慮はなさいませんよう心よりお願い申し上げます。
よくある質問・FAQ
Q:お線香の中に「お返し不要」を伝える手紙を入れても失礼になりませんか?
全く失礼にはあたりません。むしろ、お手紙を添えることで、より心のこもったお供えになるのではないでしょうか。
ただし、記事の本文でもお伝えしたように、お供えのお線香は「お返しをしない」のが本来の慣習です。そのため、あからさまに辞退を強調しすぎると、かえってお相手に余計な気兼ねをさせてしまうこともあります。
故人さまを偲ぶことばと一緒に、さりげなく一言添えるのがよいと思います。
Q:お線香を贈る時期に決まりはありますか?
特に決まりはなく、いつお贈りして大丈夫です。
最近は家族葬も増えており、ご逝去を知った直後にお贈りする方も少なくありません。
もし贈るタイミングに迷われているのであれば、四十九日や初盆、一周忌などの節目に合わせてお届けするのも一つの方法です。
法要の時期にお届けすることで、ご遺族様も改めて故人様を偲ぶきっかけになり、丁寧な想いが伝わります。
お供えのお悩みは素心にご相談ください
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
私たちは、みなさまの「故人さまへの想い」「ご遺族さまへの想い」の伝え方を、一緒に考えていければと思っています。
「お線香がいいのか、お花がいいのか……」
「どんな香りなら故人さまやご遺族さまが喜んで下さるか」
そんなやり取りの中で、「これがいいかな」というひと品をお選びいただけると、とても嬉しく思います。
素心は、加古川店・高砂店・姫路店のどの店舗でも、スタッフ一同、あなたのご相談を心よりお待ちしております。
どうぞお気軽に、ご来店、ご相談くださいね。
素心姫路店の藤原でした。
